Miaomadaという社名の意味|「一つのチーム」に込めた、小さな会社の働き方
「Miaomadaって、どう読むんですか?」
初めて見る方からよく聞かれます。読み方は「ミアオマーダ」。聞き慣れない言葉だと思います。
それもそのはずで、日本語でも英語でもなく、ギリシャ語から取った社名だからです。
そして、この一語には私たちの働き方そのものが込められています。社名の意味を入り口に、
Miaomadaがどんな会社なのかを短く綴ってみます。
「Miaomada」はギリシャ語で「一つのチーム」
Miaomadaは、ギリシャ語の μία ομάδα(Mia Omada) に由来します。
日本語にすると「一つのチーム」「ワンチーム」という意味です。
数あるなかでこの言葉を選んだのは、
私たちが大切にしたい在り方を、これ以上ないくらい素直に言い当てていたからです。
響きも意味も、自分たちにしっくりきました。
「強い1人」ではなく「一つのチーム」

新しいものを生み出す会社というと、突き抜けた天才が1人で引っ張る、というイメージを持たれることがあります。私たちはその逆です。
少人数のメンバーが、それぞれの得意を持ち寄って、一つの製品を世に出していく。
誰か1人のカリスマで進むのではなく、チームとして良いものを作る。「強い1人」ではなく「一つのチーム」。
これは社名であると同時に、社内の合言葉でもあります。
小さな会社では、1人が抜けたり、得意でないことを無理に1人で背負ったりすると、簡単に止まってしまいます。
だからこそ、誰かが突出することよりも、
それぞれが自分の領域に責任を持って噛み合っている状態を大事にしています。
設計が強い人、数字に強い人、デザインで世界観を作れる人、海外と話せる人。
役割は違っても上下はなく、一つのチームとして横に並ぶ。
肩書きで競うのではなく、一人ひとりが自分の領域に責任を持つ。
その積み重ねが、小さな会社が製品を形にしていく現実的な方法だと考えています。
会社が大きくなっても、この名前があるかぎり「自分たちはチームだ」という原点を見失わずにいられる。
社名には、そういう歯止めの意味も込めています。
一人ひとりが、強みと「好き」を活かせる場所に
「一つのチーム」で何より大事にしたいのは、メンバーみんなが「働いていて楽しい」と思えることです。
これは、私がこの会社で一番強く願っていることでもあります。
そのために大切にしているのが、一人ひとりが自分の強みや好きなことを活かせること。
人は、得意で好きなことをしているときに一番力を出せます。
心から打ち込めるからこそ自分から学び、動きも速くなる。
誰かに言われてやる仕事より、ずっと良いものが、しかも楽しみながら生まれていきます。
そして強みと同じくらい大事にしているのが、苦手なことは、それが得意な仲間に任せるということです。
私自身、初対面の人と話すのも、数字をこまかく見るのも、あまり得意ではありません。
だからそこは、それを得意とする仲間に思い切って任せます。
一人で全部を抱え込むのではなく、強みを持つ人が、ほかの人の苦手をカバーし合う。
そういう組織でありたいと思っていますし、そうなるように会社をつくっているつもりです。
そして、強みを活かし合うために欠かせないのが、誰もが安心して意見やアイデアを出せることです。
立場に関係なく「それは違うと思う」と言える空気があって初めて、チームは本当のチームになります。
まだ理想の途中です。
それでも、働く一人ひとりが「楽しい」と思える会社にしたい――その気持ちだけは、ずっと持ち続けています。
「一つのチーム」は、作って、届けるまで

「一つのチーム」といっても、全員で同じ作業を分担するわけではありません。
一つの製品を世に出すまでには、性質のまったく違う仕事が連なっています。
まず「作る」仕事。
設計や開発が計量機構を形にし、デザインが見た目と使い心地を整えます。
そして「届ける」仕事。その製品が世の中にあると知ってもらい、必要としている人の手元まで運ぶ。
経理や日々の業務がそれを支え、海外への橋渡しが舞台を広げます。
どこが欠けても、製品はお客様のもとに届きません。
正直に言うと、最近この後半の「届ける」ことの大切さを痛感しています。
どんなに良いものを作っても、その存在を知ってもらえなければ、誰の毎日も変わらないからです。
だから「作る人」と同じ熱量で、「伝える人・届ける人」の仕事を大切にしたい。
いま読んでいただいているこのブログも、その一つです。
社名どおりに作った、最初の製品

「一つのチーム」という言葉が形になったのが、最初の本格製品であるプロテインディスペンサーです。
レバーを引くだけで粉末プロテイン1回分を正確に計量できるこの製品は、
開発フェーズで19回の試作を重ねた末にたどり着きました。
試して、壊して、また試す。
少人数だからこそできる、地道な積み重ねです。
核となる計量機構は、特許第7580860号として登録されています。
一人の発明ではなく、設計・試作・量産・デザインを担うチーム全員の手で、少しずつ仕上げていった製品です。
社名の意味が、そのまま製品づくりの姿勢になっています。
これからも「一つのチーム」で

Miaomadaは、自分たちのオリジナル製品で勝負していくために生まれた、小さな会社です。
プロテインから始まりましたが、いずれは家庭のさまざまな粉ものを、
もっと正確に、もっと衛生的に扱えるようにしていきたいと考えています。
それも、誰か1人で抱え込むのではなく、一つのチームで一歩ずつ進めていきます。
私たちは、万人受けする製品を狙っているわけではありません。
自分たちが本当に「いい」と思えるものを、好きで得意な人たちが集まって形にする。
そうして生まれたものは、きっと同じように感じてくれる誰かに届くと信じています。
強い1人を目指すより、一つの良いチームでいたい。Miaomadaという名前は、その願いそのものです。
関連記事:
- Miaomadaとは|社名の由来と、板橋区から世界へ挑む理由
- 代表・本田敬一郎のビジョン|Miaomadaが目指す会社のかたち
- 1932年創業の板橋の工場が、Miaomadaのプロテインディスペンサーを支える理由
ALENNEプロテインディスペンサーの購入リンク
「一つのチーム」で作ったプロテインディスペンサーは、下記からお求めいただけます。
毎日のプロテイン計量に使ってもらえたら嬉しいです。
